弊社では、まず2級若しくは1級の施工管理技士を目指していただきます。施工管理技士とは、建設現場で施工するうえで必要な知識を有する者に与えられ、1級施工管理技士になると施工管理者になることができます。いきなり建築設備士を目指すということも可能ですが、まずは、機械設備や電気設備の基本的な知識について施工管理技士を目指すことにより身に付けていただきたいと考えています。

 

1級施工管理技士を取得後実務経験2年経過した時点で建築設備士の受験資格を取得することができます。建築設備士とは、建築士に対して高度化・複雑化した建築設備の設計・工事監理に関する適切なアドバイスをする資格です。建築設備士は設備設計を仕事にするうえで非常に重要な資格となってきます。ちなみに、建築設備士は、建築・機械・電気などの過程を経て大学を卒業した場合、卒業後2年で受験することも可能です。

 さらなる上級資格に設備設計一級建築士という資格があります。この資格を取得するためには一級建築士を取得する必要があります。一級建築士は、大学の建築系の学科卒業後2年以上の実務経験、若しくは建築設備士または二級建築士取得後4年以上の実務経験を重ねると受験資格を取得することができます。一級建築士合格後5年以上の実務経験を重ねると、設備設計一級建築士の受験資格を取得できます。この設備設計一級建築士は人数が極端に少ないというのが現状です。これから目指す資格として将来的に大変有望な資格であるといえます。